本音を話せば殆ど知識ゼロ
はぁ…、番組表を観たいわ。「何それ?」勿論あれよほら、動画!有名な…。「動画?題材は?」勿論、麻雀さ!
「え?違…確かこー、銀の球をくるくる回すゲーム。同じ絵柄を揃える」ちょ、どうして知ってるわけ?
もしや熟知?「熟知っつー程じゃ。ただ父親がよく…」へー、流石じゃん。私、まだそこまで多く見た事が無い。
「ふーん、でも、別に良いんじゃ?知らなくとも、無問題」けど自分から話を振り、実は全く知らねー、これじゃまるでアホ。
「もう気にかけません。むしろ嘘を貫く方が嫌」ごめん、本音を話せば殆ど知識ゼロ。
「そーなのか」でも、つい興味あった事だから、適当に知ったか。「ちょっち痛い子」本人を目の前に、ズバッと言う強者。
「私が相手だからさ、被害小さく、何より!」本当に、ありがとう。「え?」指摘を受け、気付けたのよ。感謝も当然。「妙な話の気が…」